パリオリンピック2024は中止? 暴動の内容やなくなった競技について【サンプル記事】

 

2024年7月に控えたパリオリンピック2024。

 

100年ぶりにフランスの首都・パリで開催されるオリンピックでは、32競技の合わせて329種目に約1万人の選手が参加する予定です。

 

パリ郊外で起こった暴動問題での課題が残る中、予定通り開催できるのでしょうか。

 

暴動問題とあわせて、パリオリンピックでなくなった競技についても解説していきます。




 

パリオリンピックは中止になるの?

 

結論からいうとパリオリンピックが中止になる可能性は低いと考えられます。

 

暴動のほかにも、テロ予告やウクライナ侵攻、パレスチナ自治区での紛争などもパリオリンピックの課題になっているのではないでしょうか。

 

2023年11月21日に行われたニューヨークの第78回国連総会に出席した大会組織委員会トニー・エスタンゲ会長とトーマス・バッハIOC会長はオリンピック開幕の7日前からパラリンピック閉幕後の7日間、つまり2024年7月19日から9月15日までの間「オリンピック休戦」を呼びかけました。

 

そしてイスラム国によるテロ予告が出されるなど警戒が高まっていますが、それについてトニー・エスタンゲ会長は「オリンピックの安全は確保されている」と話しました。オリンピック中は監視カメラの増設し1日あたりおよそ3万5000人の警察官や憲兵隊が派遣される予定です。



パリオリンピック2024の開催で暴動が起きたって本当?

 

2023年6月27日、北アフリカ系の17歳の少年が検問の警察官からの車の停止命令に応じなかったため射殺された事件をきっかけに暴動が広がりました。

 

暴動は事件があったナンテールからパリ、マルセイユ、リヨンなど大都市を中心にフランス全土に広まり、パリオリンピックに向けて建設中のプールが激しく燃えたほか、火災が起きている様子をSNSに投稿する者や建物や車を破壊する者もいたといいます。

 

4万5000人の警察官が動員されたましたが、6日間にわたって収まらず逮捕者も3000人を超えました。

 

フランス内務省は事態の収拾に向けて4万人の警察官を各地に派遣すると発表し、マクロン大統領も国民に冷静に対応するよう呼びかけています。



パリオリンピック2024からなくなった競技は?

今回パリオリンピックでなくなった競技は以下の3競技です。

 

・野球

ソフトボール

・空手

この3競技がなぜなくなったのか、理由を見ていきましょう。



野球・ソフトボール

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長は「パリオリンピックの候補から漏れたのは選手枠が東京オリンピックから大幅に減ったため」と説明しています。

 

 ともと野球とソフトボールはオリンピックの正式種目ではなかったようです。メジャーリーグとの調整も難しかったのではないかと思います。

 

しかし、2028年のロスオリンピックで復活するのではないかとも言われていますので楽しみです!



空手

空手がパリオリンピックの競技からなくなった理由については、正式に公表されていません。

 

予想できる理由として、空手の採点基準が分かりづらいことやエンターテインメント性や若者への訴求力の不足ではないかと思われます。

 

なくなった競技については非常に残念ですが、パリオリンピックから新たにブレイキン(ブレイクダンス)が採用されており、日本からはShigekix(半井重幸)が出場枠を獲得しています。

 

新しい競技にも注目していきたいですね!




まとめ

暴動騒動のほか、今回のパリオリンピックからなくなった競技について詳しくみていきました。

 

まだまだパリオリンピックに向けての課題はたくさんあるようですが、今回のパリオリンピックから採用された競技もあるので注目していきたいですね。