SDGsの目標を達成するためには企業のみならず、個人での取り組みも必要になってきます。
すでに取り組みを始めている方もいると思いますが、これから取り組みたいけど具体的な取り組み方がわからない、という方もいると思います。
本記事では、SDGsとは何?という今さら聞けない素朴な疑問から、個人でできる取り組み例を紹介していきたいと思います!
SDGsとは何?
SDGsとは「持続可能な開発目標」のことを指します。
世界におけるさまざまな問題の解決方法を考え、人類が安定できるより良い世界をつくるために設定された、2023年までに達成すべき具体的な17の目標です。
- 飢餓をゼロに
- 貧困をなくそう
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくり
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさを守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
という17の目標が掲げられています。
SDGsにおける個人でできる具体的な例8選
では、わたしたちは具体的にどのような取り組みを行えばいいのでしょうか。
関心はあるけどなにをしたらいいかわからない、という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
電気や水の無駄遣いをしない
まずは、節電と節水です。地球の資源を守ることにつながります。
具体的な例として、
- テレビや照明をつけっぱなしにしない
- エアコンの設定温度に気を付ける
- 水を出しっぱなしにしない
- 家電を買い替えるときは、省エネ商品を選ぶようにする
などが挙げられます。
エネルギーの節約が、CO2を減らすだけではなく、水道光熱費の節約にもつながります。上手に節約して、地球にもお財布にもやさしい暮らしを心がけましょう。
ごみを減らす・分別をする
ごみを減らすためには、「使い捨て」をなるべく減らすことが大切です。
具体例として、
などが挙げられます。
「ごみを減らす」には、「ごみとなるものを減らす」必要があります。可能な限りオンラインを活用し、紙の使用を減らしていきましょう。
食品ロスをなくす
日本では、国民一人当たり、毎日お茶碗一杯分に相当する食品ロスが発生しているとされています。
食品ロス対策の具体例として、
- 賞味期限の近い商品から購入する
- 外食先で注文しすぎない
- 保存方法を調べ長持ちさせる
などが挙げられます。
過剰な消費をしないように取り組んでいく必要があります。
家事や育児を分担する
日本は「ジェンダー平等を実現しよう」において取り組みの遅れが指摘されています。
家事などの無償労働は主に女性が負担しているという現状です。
具体的なアクションとしては、
- 家事代行サービスを利用する
- 家事や育児に内容をリストアップして役割を決める
などが挙げられますが、ただ単に分担をするだけではなく、お互いが理解し合い寄り添っていく姿勢が大切なのではないでしょうか。
災害対策をする
「誰ひとり取り残さない」ことを誓うSDGsでは、災害時の備えも重要です。
具体的な対策としては、
- 飲料水や食料の備蓄
- 避難バッグの準備
- 避難経路や避難場所の確認
- 大型家具などは固定しておく
などが挙げられます。
家族と暮らしている方はもちろん、ひとり暮らしの方も実家の家族と話し合いをしておくといいかもしれません。
車での移動を減らす
外出時や通勤時の移動手段を自家用車から公共交通機関、自転車、徒歩に変えることで、CO2の排出量抑制に大きく貢献できます。
募金や寄付をする
古着やおもちゃ、食料・飲料を寄付するほか、お金を直接募金する方法もあります。
募金方法がわからないという方は、目的ごとに比較できるサイトや、ふるさと納税を活用した支援などもおすすめです。
ボランティア活動に参加する
地域活動に参加し、活動を通して交流を深めることは、住みやすい街づくりにつながります。また、地域の課題をこれまで以上に「自分ごと」としてかんがえられるようになるいいきっかけになるかもしれません。
まとめ
今回は個人でできる取り組みについての例を紹介しました。紹介した例はほんの一部です。
まずは、SDGsについて関心を持ちそれを広めること、そして日常生活の中から、自分には何ができるかを考え取り組んでいく姿勢が大切ではないかと思います。
少し意識するだけで生活に取り入れられることがたくさんあります。ぜひできることから始めてみましょう。